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1. 南高梅にこだわる!

契約農家:尾崎 秀幸 さん

美味しい梅干に仕上げるには、「優れた紀州南高梅」であるかどうかが要となります。薄い絹肌 でたっぷりの果肉の南高梅を栽培する契約農家さんに、千里庵の想い・お客様からの声など を常に伝えながら最高品質の南高梅を育ててもらっています。

契約農家 尾崎秀幸さんのこだわりは徹底しています。 「土づくりが最も大切です。ふっくらと柔らかな土にするために有機肥料(梅のたい肥)を敷き 詰めます。環境にやさしいだけでなく、こうすることで土の水分の持ちが良くなり、暑い日が続 いても梅の根が乾かず強い木に育ちます。また、充分に陽の光が当たるように枝の剪定技術 も重要なんです。全国の皆様に本物の梅干を食べていただきたくて僕なりのこだわりを大切 にしつつ育てています」 ※梅のたい肥:梅の調味液廃液や梅の種などの「梅のアップサイクル」でできています。

2. 味にこだわる!

寡黙な職人が伝統と研鑽の味を贈る
工場長:榎本 豊久

約50年前は塩漬けだけの白干やしそ梅が主流でした。創業者は「年齢問わずおいしく食べ られる、健康的な梅干をつくりたい」という思いで試行錯誤を重ねた末に千里庵オリジナルの 調味が出来上がり、1975年に元祖こんぶ梅が誕生しました。 その後、人気No1商品であるハネムーン、夢のしそ梅、紀宝梅などが生まれました。現在は工場 長が創業者 玉井毅一の想いと80年の伝統の味を引き継ぎ、二度漬け製法(低塩で美味しく 味わえるよう3週間かけて味を重ねていく製法)で丁寧に愛情込めて梅干づくりをしています。

3. 人にこだわる!

私たちは毎朝の朝礼で「目配り、気配り、思いやりのある商品づくりに励みます!」と唱和し、仕 事を始めています。お客様からはよく「千里庵はフレンドリーですね」というお声をいただくの も、この想いがあればこそ。親しみやすさと話しやすさを常に心がけ、お客様のお声に応えて いけるようにしています。例えば「国産で種のない梅干があれば...」とのお声から“紀州種ぬき 梅”が商品化されたり、コロナ時には買い物困難な方の買い物代行サービスをさせていただ きました。また、社員みんなで考えた“梅酢から揚げ”も大好評です!親しみやすさを大切にし、 たくさんの笑顔に出会えることが私たちにとっていちばんの喜びとなっています。